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2011年12月29日木曜日

1月1日書初め・獅子舞行動

2011年春、多くの反対を押し切り、「みやしたこうえん」がオープンしました。
いまだに渋谷区は公園の夜間施錠(18時30分)を続けています。

現在、公共空間の作り変えの中で、東京都児童会館(美竹公園隣り)をはじめとした各地での野宿者への追い出しの動きが強まっています。

2012年、元旦。
私たちは、何を願い、何に怒り、何に希望を見出すのか!?
その思いを、「書初め」に!!
共に厳しい冬を乗り越えていく場である「越年闘争」が行われている美竹公園において、
「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」主催で、書初め、を行います。
その後、「宮下さん獅子舞」と共に、書初めを持って町を歩きます。
年初めは、美竹公園へ!!
1月1日(日)11時 美竹公園集合(東京都渋谷区渋谷1-18-19)

・11時打ち合わせ~昼飯・書初め~13時出発予定
・渋谷駅周辺での情宣を行います
・鳴り物を募集しています

**************
宮下公園に寄りつつ、元旦の渋谷の街を「宮下さん獅子舞」が練り歩きました。
2012年がいい年であるように、そして、宮下公園を返せ!!






2011年11月21日月曜日

11月25日(金)11時 第3回公判です


不当な行政代執行への損害賠償を通して、ナイキ化計画そのものを問う宮下公園の国賠訴訟も第三回公判を迎えます。前回の欺瞞に満ちた被告準備書面に対して、原告側が認否・意見・求釈明をする書面を提出します。多くの方の結集をお願いします。

東京地方裁判所708法廷 11時から

(10時から裁判所前で、チラシまきをする予定です。)
*******

原告準備書面(被告準備書面に対する認否・反論・求釈明)


第二回公判被告準備書面(9月2日(金)11時721法廷)

2011年9月24日土曜日

■宮下公園フェンス前上映会■

一年前の宮下公園上映と渋谷の再開発、それぞれ思うことなどについて共有する場を作りたいと思います。

■宮下公園フェンス前上映会■
日時: 2011年9月30日(金)19時~21時くらい
場所:「みやしたこうえん」中央階段付近

渋谷区とナイキが宮下公園を封鎖し一年がたちました。現在公園は、夜間施錠や有料施設などによってスポーツ公園になっています。夜間施錠撤回やナイキ化計画の不当性の追及のため抗議行動や国家賠償請求裁判など「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」は、公園を取り返すための活動を続けています。
9月30日19時~、夜間閉鎖された公園の前で、昨年の全面封鎖、行政代執行などの映像を投影します。
その後、渋谷の再開発の情報共有や、宮下公園ナイキ化反対に関わりのある人たちやグループから、感想やそれぞれの活動について共有をする場を作りたいと思います。
できるだけ様々な立場の人たちが参加できるように、セーファーなスペースを目指したいと思います。
どうぞご参加ください。
※雨天順延
※無料です。カンパ歓迎。
※お茶やお菓子を用意しています。 ※状況によって中止・中断する場合があります。

主催:みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
連絡先:08031270639
■■■■■■■■■■■■
上映会報告(2011・10・3)




18時30分の閉鎖を依然として継続している宮下公園で、クライミングウォールの道路に面した背面に映像を投影しました。昨年9月15日の公園全面閉鎖から9月24日の行政代執行をへて、「みやしたこうえん」がリニューアルオープンするまでを中心にした宮下公園のナイキ化に抗議する映像に、多くの道ゆく人も足を止めて、見入っていました。その後、オープンマイクのアピールもしました。
ご参加いただいた方々ありがとうございます。

2011年9月20日火曜日

9月19日「 No Nukes! All Star Demo」と「さようなら原発デモ」の出向かえ行動

9月19日に、宮下公園前を脱/反 原発の2つのデモが通りました。デモの主旨に共鳴して、また宮下公園の問題をしってもらうために、守る会の有志のメンバーで、デモの応援と出向かえを公園前の歩道で行いました。「さらうなら原発デモ」の出向かえには、「 No NukesAll Star Demo」の参加者の方々も合流して、盛大にアピールしました。

(映像リンク http://bit.ly/qdOzwy

2011年9月15日木曜日

宮下公園閉鎖から1年


一年前の今日、2010年9月15日の早朝。渋谷区は、宮下公園の中で生活していた人を暴力的に公園の外に追い出す突然の強制排除を行い、宮下公園を全面封鎖しました。そして9月24日には「行政代執行」を行い、宮下公園のナイキ化工事を強行しました。

現在、わたしたちはその正当性を問うために渋谷区を相手どり国家賠償請求訴訟を行なっています。

現在のナイキ化された「みやしたこうえん」は、有料のスポーツ施設が公園のかなりの面積を占め、そのためお金に余裕のある特定のスポーツ愛好者以外が楽しめる空間は非常に限定的なものとなってしました。
また、かつては24時間誰もがアクセスできた公園は夜間施錠されることとなり、更に「節電」を口実に閉園は18時30分となっています。

公共の場所であるはずの公園で、8月にはナイキと 渋谷区共催のイベントが行われ、公園を利用したナイキの営業活動が夜間まで行なわれました。公共の財産を自社のキャンペーンに利用しようとする私企業と「公共」に考えが及ばない行政が、みんなの大切な場所を、そこで過ごせるはずの自由な時間を、都合よく私物化しています。

私たちは、かつての宮下公園でたくさんの人たちが集っていた様子を忘れていません。私たちが知っている人も知らない人も多様な人たちが公園を多様な目的で使っていました。

みんなの公園を「みやしたこうえん」に改造した彼らの破綻は自ずから訪れるかもしれません。それでも、私たちは変わらずこの現状を突き崩す運動を続けてきました。
宮下公園の「ナイキパーク」化は再開発の端緒であると桑原渋谷区長が言った通り、東急による巨大ビル「ヒカリエ」オープンや渋谷センター街が「バスケットボールストリート」に変わるなど街 の開発は加速しています。またアルゼンチンでも現在、歴史あるカフェが閉鎖されナイキショップに変わるという状況で反対の声があがっています。

まだ何も終わっていません。

2010年9月15日から一年。

私たちが闘い続けていくことを、今いちど、多くの人たちと確認していきたいと思います。

NO NIKE PARK!!

2011年8月24日水曜日

夏まつり!!

2011渋谷アンチNIKEパーク夏まつりにご来場ご協力ありがとうございました。曇り空でしたが、雨もふらず楽しいそして闘いのある夏まつりでした。正確な来場数は分かりませんが、250人から300人くらいだったかと思います。写真、報告とも、以後充実させていく予定です。

2011年8月22日月曜日

ナイキジャパン、申し入れ書の受け取り拒否

みたけ公園の一件が終わり、10時にスタジオ55に申入書を持っていく。
開店が11時30分のため店は閉まっていたが、店の前にNIKEジャパン総務部の引間氏がいて、我々を待ち受けていたかのようだった。
引間氏は、これまでも度々(まるでボティガートのように)我々の前に姿を現している人物。
みたけのテント撤去の警告については、知らない、と言っていたものの、申し入れ書については、受け取れないの一点ばり。
では客の苦情なりを受け付けるところはどこなのか、ときくと、お客様相談室で電話で受け取る、と答える。
文書やFAXはどこで受け付けるのか、ときくと、分からないです、とのこと。その場で申入書を引間氏に対し、読み上げる。
その上で、スタジオ55のポストに投函した。
申し入れ書の内容は以下です。
ナイキジャパン代表取締役殿
ナイキショップ・スタジオ55店長殿

                          申し入れ書

 8月20日、9日間限定で、ナイキショップ・スタジオ55が美竹公園の正面にオープンしました。いうまでもなく美竹公園には、ナイキジャパンが渋谷区に「寄贈」したバスケットボール場・ジョーダンコートが設置されています。このコートの周辺には野宿者の仮小屋が並んでおり、そのいくつかの仮小屋はナイキショップ・スタジオ55から目に映るものと思われます。
 これらの仮小屋を「公有地不法占拠物件」として撤去させようと、渋谷区・公園課が警告活動を開始したのは8月1日のこと。すでに2度、警告書が貼り付けられています。なお美竹公園の仮小屋に警告書が貼付されたのは、今回が初めてです。野宿者はみな、仕事、住居を奪われ、当り前の生活保護さえ受けられずに公園、路上での生活を余儀なくされているのです。排除するなど言語道断、しかも美竹公園は、野宿者が命をつなぐ共同炊事の場所でもあるのです。

 私たちは渋谷区・公園課による警告活動とナイキショップ・スタジオ55のオープンとは、大いに関係がある、と考えています。渋谷区・公園課は「(今回の警告活動の)ベースにあるのは地域からの苦情」と説明していますが、その苦情がナイキショップ・スタジオ55からのものであったとすればもちろんのこと、警告活動がナイキショップ・スタジオ55のオープンに備えてのものであったとしても大きな問題です。

 そもそもナイキショップ・スタジオ55のオープンは、ナイキみやしたカップの開催と連動しています。ナイキみやしたカップは、多くの反対の声を押し切りナイキジャパンの「広告塔」へと改造されてしまった宮下公園(フットサル場)で、8月19日に行なわれました。このイベントは渋谷区との「共催」でした。現在、宮下公園は、節電を理由に18時30分で閉園とされているのに、この日は22時近くまで開園時間が延長されるという優遇ぶりでした(夜間施錠自体が不当であるのは当然ですが)。

 私たちは、ナイキジャパンが渋谷区と一体となり、宮下公園を拠点として「地域貢献」「都市再開発」 の名の下、野宿者などの持たざる者を排除するやり口を決して許しません。ナイキジャパンが自らの行ないを反省し、渋谷区・公園課に対して美竹公園での野宿者排除を即刻中止させるよう強く申し入れます。

2011年8月22日  美竹公園野宿者有志    渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合 みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

 

2011年8月20日土曜日

8月22日みたけ公園での監視行動とナイキショップへの申し入れ

現在、みたけ公園のジョーダンコート周辺のテント生活者に対して、渋谷区からのテント撤去への圧力が高まっています。
8月1日に、撤去の警告書をいきなり貼ってきたのに対して、数度の話し合いを公園課と持ってきました。8月17日に再びテントに対して撤去を勧告するチラシが貼られました。次回の話し合いを、公園課がみたけ公園にやってくる8月22日に公園で持ちます。
公園課は、周辺住民からの苦情を警告の理由にしていますが、みたけ公園の正面にナイキジャパンの臨時ショップ(STUDIO55)が20日からオープンすることも関係している可能性があります。
公園課との交渉の後に、ナイキショップへ、宮下公園のナイキ化(イベントでの優先使用、公園での広告も含め)とみたけ公園でのテント撤去の動き、に対する抗議の申し入れをしたいと思います。
みなさまの応援、集結をお願いします。
8月22日(月)8時30分みたけ公園集合
      10時頃 ナイキショップへの申し入れ 

2011年8月19日金曜日

NIKE MIYASHITA CUP???

夏まつりを前日に控え、いよいよナイキの地域貢献という名の営業活動が「みやしたこうえん」で始まりました。http://changefashion.net/news/2011/08/18193252.html
このイベントには様々な問題点があります!
・一般利用者、他の集会イベントなどには、18時30分での公園閉鎖(施錠)を強制しておきながら、ナイキに対しては21時30分までの公園利用を優先的に認めていること。
・公園内に大量のナイキのロゴを出して、広告をしていること。(都市公園法、渋谷区公園条例に違反の可能性が高い。)
・宮下公園から道を挟んですぐのところに、9日間限定のナイキショップ(STUDIO55)を臨時営業し、イベントと関連づけをしていることからも、営業活動であることは明らかなこと。
このようなイベントが、公園で、地域貢献やエコロジーの名を借りて行われることに抗議します。

2011年8月12日金曜日

2011渋谷アンチNIKEパーク夏まつり!!のチラシできました

(画像をクリックすると拡大できます。) ぜひ、遊びに応援に、きてくださーい。 ブース出店募集中です。まだまだ間に合いますよ!! (たとえば、たべもののみもの・手作りのもの・アピールのためのもの・マッサージ、、、、などなど) みなさんのアイデアで、 思い思いのお店やブースを 出店してください 07066679604 まで
******************
続々と出店ブースが決定しています。まだすべりこみで間に合います!。(8月18日)
御輿作りワークショップや、楽器づくりワークショップも予定しています。
また、15時からの青空マイク(カラオケ・一芸・オリジナル曲・アピールなど)の出演者も募集中です。
☆☆ブース決定
・夏まつり実行委員会(焼きそば、とうもろこし、フランクフルト、ビール、チューハイ、ジュース *食べ物、アルコールは100円、ジュース50円!)
・VEGAN Healing Cafe (から揚げ)
・カミナガイカナイト@ 宮下公園(おにぎりなど)
・ゆんたく高江(Tシャツ、手ぬぐいなど)
・摸索舎(書籍)
・代々木文芸部(書籍)
・ノラ(布ナプキン)
・246表現者会議(古本など)
IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(インフォショップ)
・アルミ缶古紙組合(缶バッチなど)
など
*********
夏まつり、大きな盛り上がりの中で無事に宮下公園で最後までやりきりました。
詳しい報告は後日したいと思います。
みなさまありがとうございました。お疲れさまです。
(追加2011・8・20)

2011年7月29日金曜日

2011渋谷 アンチNIKEパーク 夏まつり!--みんなの宮下公園を取り戻そう!!

 日時:2011年8月20日(土) 12:00集合・準備
 場所:宮下公園 北側広場(原宿側)
 雨天翌日順延

 今年も宮下公園にあの夏がやってくるか?

 多くの問題と反対を押し切って、ナイキと渋谷区は「みやしたこうえん」を今年4月30日にオープンさせました。このナイキ化された「みやしたこうえん」の計画は、桑原区長、一部議員とナイキによって、渋谷区議会にすら通さずに進められました。また、工事を理由に野宿生活者を公園から排除しました。さらに、公園はナイキ化工事によって有料施設で占められて狭くなってしまいました。この季節、焼け付くヒートアイランドの渋谷に唯一あった豊かな木々も切られ、木陰も少なくなくなってしまいました。
 
 その上、夜入れない!?
 
 公園はもっと多目的で多様な使い方ができるはず。なのにこの「みやしたこうえん」は、利用を著しく制限されています。こんな「みやしたこうえん」はみんなの宮下公園ではない!

 みんなの宮下公園を取り戻すために、夏まつりを開催します。
 今年もやるよー!ブース、カラオケ一芸大会、屋台、ライブ、ちんどん、、、、、、

 ナイキパーク反対!アクション!
 8月20日、夏まつりを楽しもう!

 ※夏まつりを一緒に作りたい人や、ブース参加したい人は、まずは夏まつり実行委員会に連絡ください。
※夏まつりの詳細は、追って当ブログなどで告知いたします。

           2011渋谷アンチNIKEパーク夏まつり実行委員会(問合 07066679604)

2011年7月25日月曜日

2011渋谷アンチナイキパーク夏まつり~みんなの宮下公園をとりもどそう(仮称)は8月20日(土)に決定しました!!

恒例の渋谷の夏まつりが
8月20日(土)(雨天時などの場合21日に順延します。)
に決定しました。

夏まつり名称は仮称ですが「2011渋谷アンチナイキパーク夏まつり~みんなの宮下公園をとりもどそう」です。

また、正式なブース出店の募集などの詳細は決まり次第お知らせします。

2011年7月12日火曜日

夏まつりで、またみんなに会いたい~「2011年夏まつり」実行委員会へのお誘い~

「最後の夏まつりにならないように頑張ろう」と、みんなで作りあげてきた宮下公園夏まつり。
それを作り上げるのはとっても大変で、色んなことがあったけれど、
それでも私たちは、そこで楽しい時間を過ごし、忘れることのできない大切な想い出を作ることができました。

公園はいま、姿を変えてしまっているけど、
あの夏まつりを、あの時間を、またみんなで一緒に過ごしたい。

今年も夏まつりをやりませんか。

また宮下公園でできないか、とか、8月の後半(20-21日または27-28日?)がいいのではないか、などの声が上がってきています。
ただ、どんな形にするのが私たちにとって一番いいのか、具体的にはまだ何も決まっていません。
それを、みんなでよく考えたいのです。

準備段階からが始まりです。この状況で、作っていくのは、あまり楽なことではないかもしれません。
想い出がある私たちは、ちょっと辛い気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
それでも今年の夏まつりをあきらめず、作っていこうと思ってくれる人、
このひとつの重要な行動に、一緒に取り組んでくれる人、
準備段階から参加して、あなたのやりたいことを、気持ちを、是非伝えてください。

素晴らしい夏の思い出を、また一緒に作りませんか。

夏まつりが終わった時、
あの場所が、私たちが作ってきた空間が、
今より少しでも、私たちの望む姿を取り戻している・・・。
その可能性を信じて。

2011年夏まつり実行委員会準備会議に、是非ご出席下さい。

たくさんのみなさんの参加をお待ちしています。

7月14日(木曜日) 19:00~
美竹公園にて(雨天時:のじれん事務所)

2011年6月23日木曜日

いよいよ明日6月24日(金)、第一回公判です。傍聴よろしくお願いします。

宮下公園での昨年2010年9月24日の行政代執行の違法性を中心に、ナイキ化計画そのものの不当性を明るみに出すための裁判(国家賠償請求裁判)の第一回公判が明日、東京地裁で開かれます。
第一回公判は、原告(守る会、宮下A.I.R、のじれん、元宮下公園生活者)側の意見陳述です。
朝10時からといささか早い時間ですが、みなさまの傍聴、応援をよろしくお願いします。
また、公判後に簡単な報告集会を持つ予定です。

場所 東京地裁708法廷
http://www.chizumaru.com/czm/objlist-13G0112X503121.646Y128418.664S500D321@000088.htm
時間 午前10時から午前10時30分まで
(はじめて傍聴される方などは、東京地裁前に9時30分にお越しください)

***************
(6月24日追記 公判の報告と傍聴のお礼)

多くの傍聴ありがとうございました。


約40名の方につめかけていただき、傍聴席が足りず予備の椅子が用意される一幕もありました。
原告側の4名の意見陳述は、自らの理念などを述べながら、渋谷区やナイキ化計画の不当性を次々と訴えました。

小野洋一裁判長の耳にも届いたことと思います。
その後、裁判長からいくつかの質問が原告・被告に行われました。
被告(渋谷区)に対しては、「荷物を一定の手続きで返す、というのはどういうことか?」と質問し、それに被告は、「行政代執行費用を払えば返すということです」と答えていました。
また、被告が答弁書の追加をするためには、2ヶ月の準備が必要と主張したために、

第二回公判は、9月2日(金)11時から721法廷(東京地裁)

となりました。
いささか先になりますが、次回公判の傍聴もよろしくお願いします。

*今回の原告側の陳述書です。

2011年6月13日月曜日

いまだに、宮下NIKEパーク??

この間、宮下公園の通称名は、一転二転してきました。
一昨年8月の「ネーミングライツ基本協定」で、渋谷区とナイキジャパンの合意で「宮下NIKEパーク」を通称名にすると決定していたのが、昨年10月にナイキジャパンが、一方的に「区立宮下公園」のままと発表。
ネーミングライツのはずが、名前が宙に浮いたまま今年4月末に公園施設の開設を迎えるという稀有な事態。
直前に、苦しみまぎれ?に「みやしたこうえん」にするという話になったようですが、これも正式に協定を書き換えたという発表はありません。

宮下公園の隣の神宮通り公園前に、道路案内地図の掲示板があります。
しかし、そこには、未だ「宮下NIKEパーク」との文字が、、、。
これは、昨年の4月に宮下公園の文字を消して書き換えられたものです。
今年4月にも、わざわざ公園課に指摘したのですが、直す気配はなし。
渋谷区は、「宮下NIKEパーク」の通称名の悪しき記念として、ここにその痕跡を残したいとの心積もりなのでしょうか??

宮下公園、集会できます!

4月15日発表の渋谷区HPでは、6月末までの集会・撮影を混雑の予想を理由に、禁止していました。(注)
わたしたちは、このことを集会や表現の自由を不当に軽視する渋谷区の姿勢の表れとして批判してきました。
しかも、開園後、公園はちっとも混雑などはしていません。
5月31日に行った公園課に対する公園使用許可の交渉においても、わたしたちは、混雑は理由にならず集会の自由を重んじること、を要求しました。
4月から替わった新しい公園課長は、なぜ集会許可しないのか、という質問に対して、分からない、という無責任な答えでした。
その上で、6月6日にわたしたちが、6月9日15時から17時で公園使用を申請したところ、公園課より許可との回答を引き出しました。
当たり前のことです。そもそも、いままで集会を禁止していたのが、おかしいのは言うまでありません。

現在、宮下公園は集会ができます。

渋谷区は、このことを依然として公けにしていません。急いでHPなどで訂正し周知すべきです。(当たり前!)

注・5月2日付のHP発表でも「公園のリニューアルオープンに伴い、多くの公園利用者の来園が予想されるため、撮影及び集会等での利用は6月末日までできません。」との記載があります。

2011年5月30日月曜日

渋谷区区長と土木清掃部長に対しての警告書

2011年5月30日付けで、ホームレス総合相談ネットワークと宮下公園ナイキ化国賠弁護団より、渋谷区長と土木清掃部長に対しての警告書が出されました。

警告書

渋谷区長 桑原武敏殿
渋谷区土木清掃部長殿
2011年5月30日

 
ホームレス総合相談ネットワーク
宮下公園ナイキ化国賠弁護団
担当弁護士:戸舘圭之

 私たちは、ホームレス状態にある人々への法的支援活動を行う法律家のネットワークですが、渋谷区職員が行った以下の行為に対して、法律専門家の立場から、下記のとおり、警告いたします。
2011年4月30日午前12時ころ、渋谷区立宮下公園(「みやしたこうえん」)のリニューアールオープンに際して、渋谷区は、警察官、その他職員を多数動員し、平穏に入園しようとしたみんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会のメンバーの入園を物理的に拒絶しました。
そして、一部、公園に入ろうとしたメンバーに対して、渋谷区職員は、その意に反して所持品を検査するなどの行為に及びました。
 そもそも都市公園は、自由な公共空間として、すべての人々に開かれている場所であり、平穏に公園に立ち入ろうとしたにもかかわらず、園内への立ち入りを物理的に阻止すること自体、許されません。
 渋谷区職員による所持品検査行為は、何らの法令の根拠に基づくものではなく、プライバシーを侵害するものであり、憲法13条に違反する行為です。
 渋谷区立宮下公園については、ネーミングライツ協定それ自体に関する問題、2010年9月に公園内で生活していた野宿生活者らを違法手続により強制排除した問題(この点については、本年4月に国家賠償訴訟が提訴されています。)など多くの問題点が指摘されているところです。
 結局のところ、渋谷区職員による今回の対応は、宮下公園ナイキ化に反対する人々を公園から排除し、その言論、表現活動を封じようとしたものと評価せざるを得ません。
 私たちは、ホームレス状態にある人々に対する法的支援活動を通じて、憲法が保障する基本的人権の擁護を実践する法律家のネットワークとして、渋谷区が今回行った人権侵害行為を看過することはできません。
 よって、以上のとおり、警告いたします。

以上

2011年5月26日木曜日

4・30「みやしたこうえん」オープン-身体捜索・荷物検査・不当逮捕・夜間閉鎖、抗議情宣・申し入れ行動へ!‏‏

4月30日、渋谷区は宮下公園のナイキスポーツ施設開設に伴うリューアルオープン-夜間閉鎖を、私たちの抗議行動に対して暴力的な力でもって圧殺し、強行しました。幹部職員や大量の警察を導入し、誰でも入れるはずにもかかわらず、私たちに対して阻止線を張り、身体捜索、荷物検査といった不法・不当な職務を行い、2名をデッチ上げ逮捕してまでしてオープンする公園とは何か。
5月6日、もはや公共空間をかなぐり捨てた渋谷区に対して、4・30「みやしたこうえん」弾圧救援会が抗議の情宣・申し入れ行動を取り組みました。
当日の責任者である日置土木清掃部長に救援会の抗議声明を渡そうとしたところ、日置部長は居るのにもかかわらずアポなしを理由に顔すらださないという不誠実な態度に終始しました。

 守る会では、来週5月31日、渋谷区の身体捜索・荷物検査・不当逮捕・夜間閉鎖に対して抗議行動を予定しています。
多くの方々の参加を呼びかけます。

 日時 5/31(火) 12:00
 集合場所 渋谷区役所前時計台

呼びかけ  みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

2011年5月23日月曜日

宮下公園の「自由と公共性」についての声明

夜間施夜錠・集会不許可の抜き打ち発表
2011年4月15日の区報や区HPにおいて「宮下公園の夜間閉鎖(22時30分まで、ただし当面は18時30分)、集会と撮影の許可を6月末までしない」ことが抜き打ち的に発表されました。
公園は、24時間だれもが利用できるべき場所です。
繁華街に近い宮下公園は、災害時においても貴重なオープンスペースです。また、昼夜を問わず多くの人が公園を緑の多い通路としても利用してきました。
有料スポーツ施設の設置で空間として狭めた上に、一部の区民からの野宿者排除などの要望を受ける形で利用時間を制限することは、著しく公園の機能の損なうものです。
また、6月末まで集会を許可しないことには、何らの根拠もありません。
「集会の場所は拡張されている」とナイキジャパンプレスリリース(2010年10月14日)の文言にあったのにも関わらず、集会の自由を軽視する姿勢は明らかです。
従来からわたしたちが主張してきたナイキ化の問題点に加えて、オープン間際に何の議論もなくこれらの決定をしたことは、渋谷区とナイキジャパンの許しがたい暴挙です。

恣意的な入場制限、荷物検査・身体検査
2011年4月30日の「みやしたこうえん」(註)リニューアルオープン時に、私たちは抗議のための「ピクニック行動」を行いました。
11時からのオープニングセレモニーは、すべての出入り口をフェンスで封鎖し、一部の関係者のみで執り行う閉鎖的なものでした。セレモニーに来園していたナイキジャパンの関係者は、わたしたちの呼びかけにも関わらず、出てこようとしませんでした。結局、ナイキジャパンは、わたしたちを含む利用者に、ナイキ化計画発覚以来一度も姿を表さず説明もしないままに、公園を改造オープンさせたことになります。
12時からの一般来園者の開場時間になるとフェンスを少し開き、スケートボードを持った人などを公園内に入れる一方で、わたしたちには「プラカードを持つな」などと言って入園させませんでした。
入園に際して、恣意的な選別を行うのはおかしいことです。さらには、一部の参加者に対しては、荷物検査や身体検査までも区の職員が行いました。これらは、不当な人権侵害です。

警察の監視と暴力
また、当日の18時ころ公園内に「NO NUKES」(反原発)のステッカーを数枚はった方が、大勢の警官に囲まれ逮捕されました。そのことに抗議をしたわたしたちの行動の参加者が、公務執行妨害により続けて逮捕されました。逮捕された方は手指の骨にヒビが入り、また複数の参加者が警察からの暴力を受け怪我をしました。
渋谷区とナイキジャパンによる「みやしたこうえん」のオープンは、警察の監視と暴力によって執り行われました。

表現の自由への抑圧
メッセージを持っていては入園できず、すぐにその場で剥がせる小さなステッカーを貼っただけで逮捕される。
本来、公園が自由な表現の場としてあることを渋谷区もナイキジャパンも理解していないようです。 たしかに当初予定していたナイキジャパンの巨大な野外広告も、「宮下NIKEパーク」との通称名も、反対の声によってナイキジャパンが取り下げました。
しかし、一企業の思惑が優先される公園では、表現も自由も企業に都合の良いように選別され管理されることがリニューアルオープンの日に露骨なくらい明らかになりました。

「みやしたこうえん」の異様な状態
「みやしたこうえん」は、一見、平和に見えるでしょう。しかし、その実状は、一部議員と区長と大企業によって適正な議論もなく計画され、野宿者の追い出しによって作られ、警察の暴力によって守られ、現在も夜間は閉鎖し施錠しています。
公園は、弱い立場の人や貧しい人をないがしろにせず、共に作り共に使うことができるものであるべきです。
現在の「みやしたこうえん」は、公園の自由と公共性を踏みにじり、利用者を選別する異様な状態にあります。

わたしたちは何度でも言います。
 みんなの宮下公園をかえせ!


         みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会  2011年5月23日

(注)宮下公園の通称名は、2009年8月27日にナイキジャパンと渋谷区が締結した「ネーミングライツ基本協定」では、「宮下NIKEパーク」でしたが、2010年10月14日のナイキジャパンプレスリリースでいきなり、これまで通り「渋谷区立宮下公園」と発表されました。マスコミ報道では、その後、3月下旬に「みやしたこうえん」としたいとナイキジャパンからの提案があったということです。しかし、協定変更については現在まで発表されていません。

2011年5月20日金曜日

「ナイキ化反対案内所(インフォセンター)」を開設しました

ナイキ化反対案内所を4月30日のリニューアルオープンの日と、5月6日のGWに、宮下公園前で開設しました。 ナイキ化反対案内所では、ナイキ化に反対するチラシとともに、ナイキ化の資料を用意しています。 お茶やお菓子も用意しています。 公園がきれいになった、というだけでは済まない、宮下公園のナイキ化の背景や現状について、両日とも来園者や通行者に訴えました。 飛び入りでアピールしてくれる人をはじめ、応援の声やチラシを受け取る方もけっこうありました。 ナイキ化反対案内所は、今後も時々、開設する予定です。

2011年5月11日水曜日

5月7日原発やめろデモ!!!!!でナイキ化問題をアピール

一万人以上が参加した反原発のデモが、渋谷で5月7日に行われました。
「みやしたこうえん」前を2回も通るコースなので、有志により、デモの応援をしました。併せて、ナイキ化の問題や、公園内に「NO NUKES」のステッカーを貼ったことによる不当逮捕(その後に、公務執行妨害のでっちあげによる逮捕)などの問題を沿道から訴えました。参加者の中には、呼応してくれる人も多く、かなりもり上がりました。
なお、このデモでもまた、不当な逮捕が起きました。
詳しくは、http://57q.tumblr.com/(5.7原発やめろデモ!!!!! 弾圧救援会)

2011年5月9日月曜日

4月30日のピクニック行動報告

11時前に、オープニングセレモニーへの抗議とナイキジャパンや区長との話し合いを求めて50名ほどで、「みやしたこうえん」に行く。まだ、すべての出入り口をフェンスで封鎖している。その前に警察官がズラリと並ぶ。完璧に封鎖状態(マスコミも排除)で、セレモニーは行われている。おなじみの渋谷区の植木基盤整備副参事や中山環境保全課長の姿も見える。セレモニーに対して抗議。公園に入れないので歩道でピクニックも始める。敷物をひいてお弁当を広げたり、お茶を飲んだり。 オープン予定の12時をすぎてからフェンスを少しだけ開き、スケボーを持った来園者は入れるが、私たちには、「プラカードを仕舞わないと入れない」「メッセージを隠さないと入れない」など渋谷区の役人と警官が入場を阻止する。手ぶらで入ろうとした参加者に対しても、身体検査、荷物検査をした。あまりの対応のひどさに、いったん引き上げることにする。
再び18時頃、夜間施錠に抗議するピクニックをするために60名で再び、「みやしたこうえん」に行く。やはり、警察官がずらりと並んでいる。今回は、プラカードなどは仕舞っていたため、渋谷区の役人もさすがに何も言えない。門の内側でピクニックを始めてすぐに、あたりに緊迫感が走った。大階段を手足を捕捉された人が運ばれていく。公園内にステッカーを貼って不当に警察官に詰問されていた人が逮捕されたらしい。当然、多くの参加者が抗議をして騒然とした中で、さらに、不当逮捕が行われた。また、警察官の暴力によって、負傷するものが出た。この不当な状況に乗じて、渋谷区は、公園を18時30分に平然と閉門した。 この件に関する私たちからの抗議声明を現在準備中です。

2011年5月3日火曜日

救援会のブログが立ち上がっています

http://430miyashita.org/ 4月30日の映像や、声明に対する賛同メッセージなどが続々と公開されています。 注目を!。
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宮下公園前で4/30に不当逮捕されたBさんが、本日釈放されました。 (5月11日)

2011年5月1日日曜日

救援会からの声明が届きました

「救援会声明」

 4月30日、ナイキジャパンと渋谷区のネーミングライツ基本協定に基づくナイキパーク=みやしたこうえん(ひらがな表記)がオープンしたその日に二名の仲間が「軽犯罪法違反」と「公務執行妨害」の容疑でそれぞれ逮捕されるという事件が起りました。

 数名の友人達と公園内にいたAさんは、17時40分頃、「軽犯罪法違反」の言いがかりを付けられた上に20名近くの公安警察によって取り囲まれてしまいました。そして18時過ぎに、駆けつけた仲間たちの目の前で身体を引きずられるようにして公園の外に運び出され、そのまま逮捕されてしまいました。一方でB さんはAさんを警察から助け出そうとした際に「公務執行妨害」の容疑をでっちあげられ逮捕されました。Bさんは「みやしたこうえん」のあり方と夜間施錠に対する「みんなの宮下公園をナイキ化計
画から守る会(守る会)」の抗議行動に参加していました。BさんはAさんを助けようとする中で警察から手指の骨にひびの入る暴行を受け、また複数の仲間が足の骨にひびが入るなどの怪我を負いました。

 この日の午前11時、「みやしたこうえん」の「オープニングセレモニー」がフェンス封鎖された公園の中で大勢の警察官に守られる形で行なわれました。渋谷区は「(セレモニー)参加者を限定して行なう」とし、一般利用者はおろかマスメディアの取材要請も断り、完全に閉ざされた空間で式典を終えました。12時からのリニューアルオープンでは、守る会の参加者に対しては警察を動員して閉め出し、一部公園に入った仲間たちに対しても身体捜索を強要するなど公園利用に不当な制限を加えました。

 このような公共空間とはほど遠い場所となった「みやしたこうえん」において二人の仲間が不当にも逮捕されたのです。Aさんは当日の深夜に釈放されましたが、Bさんは身柄を拘束されたままです。

 私たち「4.30『みやしたこうえん』弾圧救援対策会議」は、仲間の即時釈放を求め、渋谷区・ナイキジャパンと一体となった警察権力の暴力を徹底して弾劾していきます。

2011年5月1日          4.30「みやしたこうえん」弾圧救援対策会議



「救援対策会議からのお願い」

不当逮捕された仲間を支え、警察権力の不当性を撃つため、連帯・賛同メッセージを寄せてください。皆さんからの声が、仲間を一刻も早く取戻すための確かな社会的力になります。

●お名前(個人/団体)
●メッセージ

※お名前・メッセージの公表の可/不可をお書き添えの上、以下のメールアドレス(ファックス番号)までお送りください。

メールアドレス:contact@430miyashita.org
ファックス番号:03-3406-5254

救援対策会議では弾圧を受けた仲間を支え、いちはやく釈放させるための活動をしています。差し入れ、面会、弁護士の手配などにお金が必要です。まことに心苦しい限りですが、救援対策会議にカンパを寄せて下さい。よろしくお願いします。
※振込の際に「0430カンパ」等、お書き添えください。

銀行名:郵便振替口座
口座番号:00160-1-33429「0430カンパ」

「みやしたこうえん」のリニューアルオープンで不当逮捕

4月30日の「みやしたこうえん」リニューアルオープンにおいて、2人の方が不当に逮捕されました。
一人の方は、軽犯罪法違反の容疑(すでに釈放されました)、もう一人の方は、公務執行妨害の容疑です。


詳しいことは、続報をお待ちください。

2011年4月26日火曜日

4月30日(土)ナイキ化反対ピクニックします

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2011年4月30日正午ナイキ化された「みやしたこうえん」オープン?!
宮下公園ナイキ化反対!ピクニック行動!!
AntiNIKEpark! PICNIC action!!!

みんなの宮下公園を返せ!みんなでピクニック行動を行います。
ぜひ、ご参加ください。

■■2011年4月30日(土)■■
昼のピクニック: 10時半 「オープン?!なんてクローズド!!」
夜のピクニック: 17時半 「公園施錠?!なんてクローズド!!」
集合場所: まずは美竹公園に集まってください。
 
http://www.mapion.co.jp/m/35.6586958333333_139.705488333333_9/

震災、津波、原発問題にマスメディアの情報が集中している中、渋谷区とナイキは5月中旬オープンを前倒しして、今月4月30日正午に、ナイキ化された宮下公園がオープンさせる予定です。
みんなの公園を返せと声をあげましょう。

そして今回さらなる、問題も発覚ました。
◆公園に門をつけて夜間閉鎖し、施錠する?!
 数日前まで公園課は、施錠は考えていないと答えてきました。ところが、今月上旬に桑原区長によって、夜間は公園の出入り口を22時半に閉めて施錠するということが決まりました。当面の間は18時半に閉めるとのこと。公園の機能が損なわれることを、その上それについて審議をせず1週間ほどの期間で即決したという信じられない事態です。特に余震が続く今、公園を閉鎖するという渋谷区の判断にまったく同意できません。
◆名称を「みやしたこうえん」にして、ネーミングライツ基本協定を強引に締結?!
 わたしたちはこのネーミングライツ基本協定によって、ナイキ化された改造工事すること、広告として公園を使うことに反対してきました。そしてナイキは昨年10月に名称をこれまで通り「区立宮下公園」とする、とプレスリリースしました。元の名称にするということは、昨年8月に締結されたネーミングライツ基本協定自体を取り下げるということになるはずです。しかし、宮下公園で生活していた人の小屋を予告なく強制撤去し、工事は推し進められてきました。そして先日4月22日公園課は、「公園の名称を『みやしたこうえん』(ひらがな)にした、これ以上は言えない」と話しました。まったくこれについては4月15日発行の区報でも報告されていません(区報では「新しい宮下公園がオープンします」と載っていました)。どうやら急遽、改造工事を認めさせるため、ムリヤリ辻褄を合わせたということになるようです。

こういったこと全て桑原区長とナイキだけで決定しています。わたしたちは桑原区長とナイキが公園を私物化することを許しません。

私たちはこれまで以下のことで宮下公園のナイキ化を反対してきました。
●この計画の決定に民主的なプロセスがなく、手続きが不透明なこと。
●ネーミングライツ基本協定によって公園が宣伝に使われることや、この協定書に公園全体の性質を変える改造工事計画が含まれていること。
●公園内の有料施設を増やすこと。
●この計画によって、公園から野宿者を追い出し、街からスケーターを追い出すこと。
●公園はみんなのものにもかかわらずナイキや桑原区長、一部議員がこの計画を水面下で進め、公共の場を問うことなくデザインした公園であること。
●渋谷区はこのナイキ化工事の理由に「女性や子どもの安全のため」とも発言し、そもそも大企業やより大きな権力が公共の場を支配することによって、力を奪われる人たちを生み出すということを隠蔽していること。
●特定された利用を強いられ、公園の多目的な利用が困難になること。
●この計画に反対してきた利用者たちが宮下公園で「みんなの公園をつくる」という取り組みを行っている中、突然園内にいた人たちや物を暴力的に排除し、このナイキ化工事をおし進めたこと。
(守る会などは、渋谷区対して4月21日、国賠の提訴もしました。)


これらの理由により、宮下公園のナイキ化を反対します。みんなでピクニックをしましょう! 
・今後ブログに、ピクニック行動の追加情報があるかもしれません。ご注目ください。
***セーファースペース***
 わたしたちは、さまざまな立場の人たちが集まり、できるだけ共にこの行動を行うために、セーファースペースの呼びかけをします。全ての人が安心できる場をつくるということはとても難しく、わたしたちにはそのような場を準備できませんが、ここで気になることや困ったことを聞くという取り組みを行い、できるだけ共同で安心できる場を作れるように目指していきたいと思っています。行動中に、困ったこと、気になることがあれば緑の腕章をつけている人に声をかけてください。よろしくお願いします。
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2011年4月24日日曜日

4月23日24日アースディに「守る会」が参加しました

日本で、一番が来場者が多いイベントと言われているアースディに参加しました。
23日はあいにくの荒天でしたが、24日は晴天。多くの人が、宮下公園で今起こっている問題に関心をしめしていました。スケーターですがナイキ化には反対です、という人や、立場的に表立って反対ができませんが応援しています、という人などもいました。

2011年4月23日土曜日

4月22日の公園課との話し合いで分かったこと

公園課は、4月から小沢課長が退任し藁谷(わらや)課長に変わっていました。
公園課窓口で交渉していましたが、公園の夜間施錠を決めた不当な手続きなどが発覚し、区役所屋上で、じっくりと藁谷公園課課長、原田職員(後ろに、関口土木部参事)と話し合いを持つことになりました。

いくつか判明したことがあります。

1、<公園全体の夜間閉鎖の件>
公園全体が夜間封鎖されるということは4月15日に区報・区HPなどで初めて告知されました。これについて公園課の説明によると、今月4月上旬の地域商店会などによる「要望」を受けて急遽区長が決定したもの、とのこと。たった1、2週間で決まったということになります。
要望したのは、個人ではないと答えるものの、はっきりした団体名は明らかにしませんでした。
「守る会」は、ナイキ化自体を取り消せ、とずっと要望しているし、夜間施錠反対についても、当然要望しつづけてきたことです。そして、何度も公園全体の施錠はしないと公園課に確認をとってきました。2010 年3月24日の住民説明会においても夜間閉鎖の話しはなかったし、2011年3月23日の都市環境委員会分科会においてさえ報告されませんでした。今回の夜間封鎖は公園の根幹に関わる重大な事案であるにもかかわらず、まったく審議されないまま桑原区長が滑り込みで決定したことになります。

2、<夜間閉鎖の方法>
公園の出入り口に門(180センチ)を設置してそれを閉めた上で施錠するとされています。
公園課は、「侵入者」を防ぐために門を閉め施錠すると言っていました。しかし、門を閉めることによって利用者を「侵入者」に変え、人々を公園から締め出すことになるのです。夜間においても、公園は憩いの場であるべきだし、宮下公園には多くの通行者がいたことは、公園課自らも認めていました。
そもそも、公園は24時間誰でも立ち入り多目的な用途に使用できるものです。
未だに余震が続き、大きな誘発地震が懸念されている中で、公園の夜間の出入りを禁止し、その上施錠までする、、まさに現状に逆行するものです。
「守る会」は、ただちに夜間閉鎖を再検討しやめるように強く要望しました。

3、<公園の名称>
区立宮下公園の通称名は「みやしたこうえん」になるとのことです。
今回の話し合いで、はじめて明らかになったことです。4月15日の区報や区HPの告知においても、記されていません。ネーミングライツ協定、という体裁を守るためにドタバタで決めた苦肉の策にしかすぎません。

4、<公園全体の管理委託>
公園内の管理はFIDO、になるとのことです。(門の開閉や、掃除なども含め)
FIDOは、宮下公園のネーミングライツのナイキジャパン以外の唯一の提案事業者です。
2008年3月7日に開かれた「ネーミングライツ選定委員会」でFIDOは落とされました。
落選理由として「将来の安定性について不安が払拭できない」「企業としての社会的活動の取り組み状況などについては、関連企業を含めて実績はほとんどない」とされた会社が、どうして指名され選ばれることになるのでしょうか。
そもそも、渋谷区が公募をしてもいないのに、2008年2月にナイキジャパンとFIDOが渋谷区に宮下公園のネーミングライツを提案したことを含め、渋谷区とナイキ、そしてFIDOには、何らかの背後関係や政治的なやりとりがあるのではないか、との疑念がますます濃いものになりました。

2011年4月15日金曜日

4月21日(木)宮下公園の行政代執行に対する国家賠償請求裁判、提訴!

2010年9月15日の公園全面封鎖、9月24日の行政代執行の損害賠償を中心にして、ナイキ化計画そのものの問題点や公園や公共の意味や表現の自由を問い直す国家賠償請求裁判、いよいよ提訴します。
被告は、渋谷区(代表者区長 桑原敏武)です。

また、下記のとおり、提訴報告記者会見を行います。
●記者会見の日時場所
2011年4月21日(木) 午前11時00分~ 司法記者クラブ
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追記<記者会見>の模様
弁護士から裁判の意義と概略について、その後原告のそれぞれの立場からナイキ化の問題点、野宿者の置かれている問題、公共性や表現の自由、フェンス設置時に受けた暴力などについて主張しました。記者からの質問も、様々に飛び出しました。

問題含みの「宮下公園」4月30日(土)12時オープン

大慌てで改造していた宮下公園が4月30日にオープンするそうです。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/miyasita_open.html

渋谷区のHP上の告知に
「開園時間8時30分~22時30分(注)節電のため当面の間、18時30分まで」とあります。

今まで公園課長が「夜間閉鎖の予定はない」と明言していたにも関わらず、平然とその言葉をひっくり返しています。また、いうまでもなく、夜間閉鎖は、公園としての機能を大きく損なうものです。
大震災が起こった後に行政がすることとはとても思えません。

「公園のリニューアルオープンに伴い、多くの公園利用者の来園が予想されるため、撮影及び集会等での利用は6月末日までできません。」とあります。

公園における集会の自由を制限、軽視するものです。集会などの場は確保されている、との今までの公園課等の説明を自ら反古にするものです。

オープンを前にして、宮下「ナイキ」公園の問題が、ますます明らかになってきています。

追って、情報や行動予定などをブログに載せていくので、ご注目ください。

2011年3月19日土曜日

東日本大震災に相次ぐ原発事故、、、ナイキ化工事、今すぐ止めろ!宮下公園はみんなのものだ!3・27集会デモ

2011年3月27日(日)17時30分 渋谷区神宮通公園集合(宮下公園の隣にある公園です。)
18時    デモ出発
デモが終わり次第 集会(神宮通公園)
                                  20時 終了予定

大地震、大津波、原発事故のため、不安な日々がつづいています。こうした状況にもかかわらず、渋谷区とナイキは、宮下公園の改造工事を進めています。
避難する場所や、そこで力を合わせ助けあうために集う場所が必要です!
わたしたちは今こそ、みんなの宮下公園を返せ、工事をやめろ、と抗議します!

2010年9月15日の宮下公園フェンス封鎖、9月24日の行政代執行による公園内の荷物の撤去、から、はや6ヶ月がたとうとしています。
この間、「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」は、不当な行政代執行に対する国家賠償裁判の準備や街宣活動などを行ってきました。また、5月の「ナイキ公園」オープンに向けて、「宮下公園」を取り戻していくための端緒としてデモを計画していました。

その最中に、多数の死傷者を出した東日本大震災が起きました。そして震災と原発事故により多くの方が先行きの見えない避難生活を送っています。

渋谷区は、節電を区民に呼びかける一方で、ナイキジャパンによる宮下公園の改造工事を休むことなく続けています。不要な工事に無駄な電力を浪費していると言わざる得ません。

また、4億円をかけた改造工事でありながら、宮下公園の耐震工事は行わず、宮下公園は一時避難場所にさえ指定されていません。
大規模災害時には、渋谷の繁華街から近い宮下公園に一時的であれ多くの方が避難するのは明白だと思います。それなのに、園内を広く占めることになるスケートボード場やフットサルコートは夜間施錠される予定です。

宮下公園を守る、公園をみんなの手でつくる、という運動は、公共の場のあり方を試行するものでもありました。私たちは、行政や企業ではなく「みんな」が公共の場をつくるべきであると考えました。それは、みんなで安心できる場をつくることでもあります。
災害時や非常時においても、一方的な強い力の管理によっては、本当の安心や安全は作れないのではないかと思います。
また、阪神淡路大震災の時に、避難所から野宿の人々が配給や入所を断られたという話があります。
公共の場における「みんな」とは誰か、というのは問い、問われるべきことでしょう。

この天災人災入り乱れた不安な状況の中で、まずは多くの人が集まり、お互いの顔をみて、それぞれの思っていること感じていることを言える場を作りたいと思います。

電力の無駄、公共性を無視したナイキ化工事に反対するために共に声をあげましょう。


・雨天決行
・楽器・プラカードなどをお持ち寄りください。
・デモは、いつもより短めの30分ほどのコースです。
・集会では、さまざまの人が発言できるようにしたいと思います。
・反原発の取り組みをしている方からの発言もあります。
・デモ、集会は撮影する人がいます。特定をされたくない方は、お手数ですが、それぞれ変装などをお願いします。
・より安心して参加できるよう、みんなでセーファースペースを目指したいと思います。
また、デモや集会で困ったこと、不安なこと、気になることがあった場合、黄緑色の腕章をつけた人が話をきくこともできます。できるだけの対応をします。
・集合場所が、勤労福祉会館から神宮通公園に変更になっています。渋谷区が、勤労福祉会館を「地震によりヒビが入った」として使用禁止にしたためです。ご注意ください。

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デモ・集会に120名を超える参加がありました。
ありがとうございました。 
詳しい報告は改めてします。 

2011年3月2日水曜日

3月4日(金)渋谷区に対して抗議情宣

まだまだ寒い日が続きますが、、、、
3月4日(金)渋谷区区役所時計台前 昼12時集合
で、工事が進行しているナイキ化工事への抗議の情宣を行います。
プラカードや楽器などを持ち寄りましょう。

2011年2月2日水曜日

2月4日(金)昼、渋谷区役所前で情宣します!!

渋谷区役所前での情宣です。宮下公園の夜間施錠や交番設置(未確定情報)の話もあります。
行政代執行や小屋の強制撤去をなかったかのように工事を進めている渋谷区に抗議の声をあげていきましょう。

*2月4日(金)11時30分渋谷区役所前時計台集合

情宣は12時すぎ頃から区役所前でします。
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2月4日の簡単な報告

公園課に行きました。小林係長が対応。夜間施錠については、「そういう話はない」と断定しました。「通路ですから。」とのこと。有料施設の施錠はしても、公園全体の施錠についてはしないと、表明しました。

宮下公園への交番設置についても、そういう話は公園課としては聞いたことがない、との返事でした。小林タカヒロ議員がツイッター上で書いているといっても、そのこと自体知らないとのことでした。

公園名称がこれまで通り「渋谷区立宮下公園」のままになる、というナイキプレスリリースについて、ナイキ側に公園課として真意を質問しているということでした。それはどうなったのか聞くと、返答がありません、とのことでした。公園課としては、(ネーミングライツ)協定のままだと認識しているという話でした。「宮下NIKEパーク」のままであると言っていました。それでは、お互いの言っていることがちがうのでおかしいのでは、と聞くと、とにかく返答がないので分かりません、ナイキの担当者もなかなかつかまらないと言っていました。
プレスリリースから3ヶ月もたっているのに、名称についてのお互いの考えがバラバラのまま確認しようともせず工事のみが進行しているという呆れた事態が明らかになりました。