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2013年10月13日日曜日

宮下国賠大詰めです!!次回、11月15日証人尋問

次回公判(第14回)において、原告宮下公園テント生活者Aさんと当時被告渋谷区公園管理係長の証人尋問です。
11月15日(金)午後1時半~4時半東京地裁510号法廷
12時裁判所前集合・情宣
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裁判までの経過、裁判の論点などを記した簡易なリーフレット(チラシ)を作りました。
(半分折りにするリーフレットのため右上1P、左下2P、右下3P、左上4Pです)

2013年8月9日金曜日

排除-都市再開発・オリンピック-と襲撃に抗する 2013渋谷夏まつり 

8月24日・25日 聖火も火つけも通すな!祝祭とともに怒りを燃やせ!

場所  宮下公園原宿側広場(渋谷駅徒歩5分)

14:30打ち合わせ(宮下公園新階段下) 
15:00搬入・準備
16:00配食準備・アルミ缶交換
16:30配食
17:00開会 イベント・屋台開始 

渋谷・宮下公園の夏まつり。

 渋谷周辺で野宿する仲間たちの、仲間たちによる、仲間たちが楽しめるまつりをと始まりました。毎年実行委員会を立ち上げ、ささやかながら15年に渡り続けてきました。お盆の時期、帰るべき故郷に様々な理由で戻れない仲間たちが共に分かち合う場としてあります。仕事を得て渋谷から遠ざかった仲間、生活保護などを利用しアパート・施設に住む仲間、別の地域に寝場所を移した仲間、普段は顔を見せない仲間も夏まつりには顔を見せ集まります。この時期、多くの仲間が楽しみにしています。
 渋谷・宮下公園は5年前にナイキ・渋谷区による改造計画が持ち上がり、3年前、野宿の仲間や反対する声に対して強権を発動し排除し工事が強行されました。この宮下公園改造計画を通し、野宿する仲間だけではなく公共空間の一利用者としての一般生活者、公共空間で人と集い表現する仲間たち様々な立場の仲間と結びつき宮下公園工事に反対し、夏まつりも野宿の仲間たちの祭りから、更に広がり公共空間に集う・利用する仲間たちのまつりとして発展させてきました。
 現在、宮下公園はナイキ・渋谷区により”みやしたこうえん”として作り変えられ、スケボーパークなどの檻に囲まれたスポーツ施設、企業PRイベントの場として使われています。一方、宮下公園内に住んでいた仲間はその繋がりが破壊され、ある者はアパート・施設に移り、ある者は宮下公園下の小屋へ移り散り散りに別れ生活しています。今年に入り宮下公園で暮らしていた1名の仲間がアパートで亡くなり、工事に際し渋谷区が移転先と用意した宮下公園下駐輪場のブルーシート長屋でもこの3年間で4名の仲間が亡くなりました。またこの1年、渋谷周辺で寝起きするさらに多くの仲間が亡くなっています。渋谷夏まつりは共に楽しむ場であるとともに、亡くなった仲間たちの死を悼む場としてもあります。
 渋谷では大型商業ビル・ヒカリエの開業を皮切りに、今年に入って駅を中心とした再開発が本格的に進んでいます。また今年はオリンピック招致運動が展開される裏でも排除が強まっています。9月にオリンピック開催国が東京に決まる事態となれば更なる排除が予想されます。この1年は渋谷周辺の仲間たちの小屋・荷物へ10件以上の放火が相次ぎ仲間たちを不安に陥れました。排除傾向の強まる場所で不審火が続くのは偶然でしょうか。
 渋谷区の排除に対しては国賠訴訟で法律面から裁判闘争が組織され闘われていますが企業の金儲けの場に造り変えられた宮下公園を貧乏人・持たざる者で公園を使い倒し取り戻す取組みとして、路上で出会った仲間たちが集まる場として、公共空間としての公園を再度共に「つくる」取組みとして渋谷夏祭りへの参加・結集を呼び掛けます。

・只今実行委員会で準備中!(夏まつりまでの毎週火曜日、於のじれん事務所)
・出店者(ブース)募集中!(ブースは無料)
・夏まつりは、多くの方が楽しめるように、金券を発行します。
・不特定の人が写るような撮影はご遠慮ください。
・アルミ缶つぶし競走、スイカたたき、〇×ゲームあり!豪華賞品も!

2013渋谷夏まつり実行委員会
連絡先 080-2520-5487

ブース参加続々決定!!!!!!(8月20日現在)
<宮下0円ショップ> 無料放出品 24日のみ
<代々木公園文芸部> 文芸誌「ヨヨミ」販売など 24・25日
<堅川の冷奴> 冷奴、オリジナル手ぬぐい・バッチ・Tシャツなど 25日のみ
<反五輪の会> (5)輪投げなど 24日・25日
<女性限定ハンドマッサージ> 24日
<カミイカナイト> 飲食物 25日
<本のタネ> 古本、女性のための休憩所・授乳所 24日・25日
<誤倫> から揚げ 24・25日
<白玉屋> 無料の白玉 24・25日
<西口陽子> チョコバナナ屋 24・25日

2013年6月2日日曜日

渋谷・246高架下野宿者排除への抗議をお願いします。

 現在、渋谷駅南口国道246号線高架下では、段ボールで小屋をつくる等して10名近い野宿者が生活をしています。
 同高架下では、今年の初頭に放火が少なくとも3件あり、不安な日々を過ごしていました。
 5月17日、JR・国交省・渋谷区福祉課などが10数名で高架下を突然訪れ、工事の貼り紙と福祉の案内、そして「荷物を移動して下さい」と口頭で伝えました。貼り紙の内容はJRの「渋谷駅南口配電所空調機改良工事」で、工事期間は6月17日~29日。
246高架下は、上をJR線と東急東横線が通っているために、壁面についてJRと東急の敷地に分かれ、道路上は国交省が管理しています。
 工事範囲は、JR側だけにもかかわらず、工事施工区域外の東急側の野宿者にもチラシが配られ「移動するよう」説明されました。
 国交省代々木出張所の説明では、5月17日以降に、東急がJRの工事と同時期に東横線高架の解体工事をしたいと言ってきた、とのことです。東急の工事については現在まで何ら告知が行われていません。JR側だけの工事だけでなく、同じ期日から東急も工事を始め246高架下の寝場所全体を塞ぐことは追い出しを狙った騙し討ちと考えざるをえません。
 また、代々木出張所が工事内容や工事終了後のことについてはJR・東急に聞いてくれと、と投げ出す一方で、JRはまだ何も説明ができないと工事期日を目前にしても工事内容すら明らかにしていません。
 246高架下では、他に行き場のない人もいる状況の中で、一方的な追い出しの通告に著しい苦痛を強いられています。
 
 6月4日朝10時に、東急・JR・国交省が高架下にやってきます。
 246高架下の野宿生活者と共に、工事内容の説明を求め、不当な追い出しを止めるように追及し、話し合いを求めます。
 246高架下歩道は、再開発の中で排除が続く渋谷に残された雨が避けられ定住することができる数少ない野宿者の寝場所です。

●6月4日(火)朝9時30分 渋谷駅南口脇国道246号線高架下、明治通り側出入り口(喫煙スペース付近)に集まってください。


●東急・JR・国交省に対して246高架下の一方的な野宿者排除をやめるように電話・FAXをお願いします。

東急お客様センター 電話03-3477-0109FAX03-3477-6109
JR東日本 新宿機械技術センター 電話03-3319-6551
国交省代々木出張所 電話03ー3374ー9451 FAX03-3299-8386


246野宿者排除を許さない有志
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 6月4日お集まりいただいた皆様ありがとうございます。
約30名の方が朝早いにもかかわらず駆けつけていただき、追い出しを許さない広い陣形を示せたことで、東急・JR・国交省との交渉は、おおむねこちら側の要求を通すことができました。JR側工事と同時期に行う予定だった東急側工事は、JR側工事終了後1週間の時間を空けて、7月7日より行うことになりました。JR側の工事終了後、足場などの工事資材が片付けられるかを曖昧な言葉で濁していた点についても、全て撤去することを約束させました。また、JR側で近々の工事予定がないことを確認しました。また、東急側に設置されていたバリケード(不在の場所に置かれていた)も国交省が撤去しました。これらによって、現在246高架下で生活している人たちの高架下内での移動が可能になりました。
 ただ、東急側工事は約2年間を予定していることを含め、駅周辺再開発はこれから本番を迎えるため、今後の状況は予断を許しません。引き続き、応援、注目をよろしくお願いします。

2013年4月26日金曜日

次回公判(第12回)

7月12日(金)10時東京地裁510号法廷

原告側(被告も)の陳述書、証人尋問や当事者尋問のための人証申請、の提出を行います。
ご注目ください。

2013年3月9日土曜日

日本弁護士連合会人権救済申し立て&記者会見


昨年6月11日の同時排除渋谷区立美竹公園渋谷区総合庁舎地下駐車場)の人権救済申し立てをします。また、記者会見も行います。

■2013年3月21日(木)
■14時、人権救済申し立て(弁護士会館15F 人権部人権第一課)
■14時30分、記者会見(弁護士会館5F 503号)
弁護士会館 千代田区霞が関1‐1‐3 地下鉄「霞ヶ関」駅下車

2013年2月17日日曜日

東京オリンピック招致活動で野宿者の荷物・テントに対し排除の動き

オリンピック招致のバナーが林立している渋谷地区で、3月4日~7日のIOC東京視察に向けての野宿者排除の動きが強まっている。
代々木公園沿いの道のテント・荷物に対しては、2月27日までの撤去を警告し、その後3月8日までに置かれた荷物は即刻撤去すると非常に強硬だ。
オリンピックスタジアムに再建する国立競技場(明治公園)の周辺も同様の警告が貼られている。東京都は、多くの野宿者が生活する東京の実態をIOCに対して隠蔽するために厳寒期の追い出しをしようとしている。
人権や人命を軽視する荷物・テントの排除は間違っている。私たちは強く抗議する。


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D-TV NEWS 030 IOC視察に伴う野宿者排除
http://www.youtube.com/watch?v=Zphrui6zxbQ

2013年1月5日土曜日

齋藤 純一教授が意見書を提出!!

齋藤 純一教授(早稲田大学政治経済学術院)が、12月14日宮下公園国賠訴訟第9回公判で原告側意見書を裁判所に提出しました。
齋藤教授は、政治学(政治理論)を専門とし、『公共性』(岩波書店, 2000年)『政治と複数性――民主的な公共性にむけて』(岩波書店, 2008年)などの著作を発表してきました。

公共性やデモクラシーの観点から、宮下公園ナイキ化の問題を的確かつ深く論究し、<渋谷区ーナイキジャパン社>の不当を明らかにしています!。

以下のPDFから意見書を閲覧できます。
http://goo.gl/Z5gyY