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2010年6月1日火曜日

《Aujourd'hui le Japon》に18日付けで 宮下公園の事が掲載

以下のリンクに、5月18日付けで宮下公園の事が掲載されています。

Aujourd'hui le Japon



以下有志訳。

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タイトル〉計画反対の市民たちと衝突する東京ナイキ公園化プロジェクト』

(上部見出し)アメリカの製造メイカー:ナイキが、東京にその名を冠したスポーツ・パークを建設する計画に着手した。サッカーの変形競技であるフットサルやスケートボードなどの施設を擁するものだが、しかし計画を反対する市民によって工事の着工が阻止されている。


写真キャプション活動家たちは、宮下公園の代理人としてナイキ・パーク建設反対の声明を掲げている


(本文)

ナイキ・ジャパンに対しては、渋谷区より20099月に工事着工への“Go”サインが出ており、かつ同社はネーミング・ライツ料として今後10年間に渡り年間18万ドルを支払う用意が整っているのにも関わらず、現在、この計画は満場一致で遂行されるのにはほど遠い状況にある。

渋谷の繁華街区域にある宮下公園に大規模な改装工事を施す予定だった《ナイキ・パーク》プランを、計画に反対する活動家たちが問題視した。

少し前から活動家たちは公園内にキャンプし、ナイキ側の人間や工事関係者がアクセスできないようにしている。彼らは、公共の空間がいち私企業の利益のために専有されてしまうことに異議を唱えているのだ。

同公園で暮らしていた野宿者たちをとうの昔に排除して工事のための場所を整備しなくてはならなかった、そして彼らの再居住地を検討しなくてはならない立場にある渋谷区にとっては頭の痛い問題だ。
(訳註*この 〈場所を整備し〉の箇所の fait place nette は、邪魔者を追い払う、不要物を捨てる、の乱暴なニュアンスを含んでいる)

現在の工事阻止行動によって、工事再開は9月に繰り延べになる。訳註*記事発表後の時点でこの事実は確認されていない)公園が工事のために閉鎖されたのは20099月のことである。

抗議行動はこの国だけにとどまらなかった。フランスやオーストラリアやタイのアンチ=グローバリゼイション活動家たちが、各国の日本大使館前やナイキのブティック前に結集した。

最後に参照サイトとしてNIKEPOLITICS / Keep it Miyashita Park〉のリンク)



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